パーフェクトセルフトレーニングのすすめ

ダイエット

1、パーフェクトセルフトレーニングについての考え方

「何でみんな同じことをやってるのに、こんなに人によって差が出るんだろう?」

これは僕が小学生の頃体育の授業で感じていた疑問です。

授業以外でもスポーツをやっている時、みんな同じ練習をしているのに

自分には出来ない事を出来る人がいる。

「何故だろう?」

当時はまだ答えを出せませんでした。

しかしある時その答えが見つかりました。

高校時代に友達と野球をやっていた際、たまたま携帯電話で映像を撮っていて

それを観たら自分がイメージしていた動きと大きな差があったことに気付きました。

つまり”自分の身体を自分のイメージ通りに動かせていなかった”のです。

立ち上がった状態で目を閉じ両腕を肩の高さに開いてみてください。

おそらく多くの人は腕が上がりすぎていたり、逆に低かったりするでしょう。

これが何を意味するのかというと、例えば野球のバッティング、、、

140~150km/hで投げられた球をコンマ何秒という時間で軌道を予測してバットを出さなければならない

両腕を上げて肩の高さに止めるというごくごく単純な作業でさえも

思った動きが出来ていないということはバットを振っても確実にずれているということです。

逆に普段出来ているのに出来なくなる、これがトップアスリートにおける”スランプ”というものです。

アスリートレベルでなくてもこの”自分の身体を自分のイメージ通りに動かす”ことが出来れば

トレーニングやダイエットもより効果的に効率的に出来るようになります。

もちろんこれからスポーツを始めようというお子さんにも応用可能です。

これを理解してスポーツを始めるのと理解せずに始めるのとでは最終的に

残せる結果に大きな差をつけることに繋がります

では改めてパーフェクトセルフトレーニングの本質に迫ってみたいと思います。

2、亀仙流に学ぶ日常生活でのトレーニング~技術練習の不要~

誰もが知っているであろう国民的まんが”ドラゴンボール”

主人公の孫悟空は様々な強敵や厳しい修行によって誰よりも早く

スーパーサイヤ人に覚醒し何度も世界を救ってきました。

しかしよく思い出してみてください孫悟空は最初から誰よりも

強かったかというとそうではありませんでした。

実際悟空がまともに修行をしたのは亀仙人に出会ってからでした。

そして悟空が最初に師事したその亀仙人による亀仙流の修業は武道を一切教えていません

牛乳配達や畑を耕したり、時には本を読んで授業のようなこともやっていました

しかしその中で思い甲羅を背負ったり勉学に励むことで心と身体を鍛えていきました

ここで理解していただきたいのが、”日常生活に訓練を取り入れる”ということと、

”実践における技術練習の不要”ということです。

どんなトレーニングをやるにしても正しい身体の動きを理解していないと

結果遠回りになってしまいます。

各競技や種目の技術練習はその後にすべきです。

本来ならば打率3割残せるポテンシャルを持っているのに身体の動きを

理解していないばっかりに2割7分しか打てないなんて勿体なくないですか?

3、パーフェクトセルフトレーニング実践編

さてそろそろパーフェクトセルフトレーニングの実践編に入っていこうと思います。

僕が日々どのように日常の中でパーフェクトセルフトレーニングを取り入れているのか

ものすごく単純です。

それは”自分の身体の動きを意識する”こと

例えば歩幅

玄関を出て家の敷地から出るまで4歩と決めて実際にやってみます。

ピッタリ4歩で行けたら成功です。

他にもスマホを手に取る時

中指と親指でおそらく重心の真ん中であろうポイントをつまむようにしてそっと取ります。

前後どちらにも傾かずまっすぐ取れれば成功です。

このようになんてことない動作一つ一つがパーフェクトセルフトレーニングにつながっていきます。

「全然トレーニングと関係ないじゃん」と思うかもしれません

しかし自分の身体を意識して思い通りに動かせないとトレーニングで

鍛えたい部位があっても負荷が無駄に分散してしまって

効果的に効かせることができないとしたら、、、

時間も労力も無駄ですよね?

そのためにしっかり意識して自分の身体の動きを

理解して取り組むことがとても大切なのです。