体育の時間やスポーツクラブでよく行われる腕立て伏せ。
みなさんは本当に効果が出るやり方でできているでしょうか。
道具を使わずに行うことができるということで敷居が低いというイメージがあると思います。
ただ、実際に腕立て伏せを効果が出やすいフォームでしている人は多くありません。
実は、腕立て伏せはかなり難易度が高いトレーニングなのです。
意外と知らない腕立て伏せの効果一般的に、腕立て伏せの効果は上半身の、
特に胸の筋肉を鍛える種目だといわれています。
これはある意味正解なのですが、実際は全身を連動させて腕の力を出す種目なのです。
むしろ、全身を連動させていないと胸の筋肉を鍛えることができない種目が腕立て伏せなのです。
みなさんはこんな経験があるのではないでしょうか。
腕立て伏せをいくらやっても腕ばかりがしんどくなって、胸
には全然負荷が来ずに腕だけが太くなったといった経験をお持ちの方は多いと思います。
そういった方は腕立て伏せを効果が出る方法でできていないといえます。
腕立て伏せの効果的なやり方
それでは、効果的に行う方法はどのようなものかを説明したいと思います。
まずは、足首を90度にすることです。
なぜ、腕立て伏せで足首についてのことをいうかというと、
つま先と手のひらしか床と接していないからです。
足首の角度を決めることで、つま先側の土台を安定させることができるようになります。
また、足首を90度にすることで、お尻に力を入れやすくなるので身体に軸ができるようになります。
次に太ももの前側に力を入れることです。
膝をロックするように伸ばすと太ももの前側に力が入ります。
太ももの前側とお尻に力を入れることで、つま先と手のひらと間の胴体を固めることができます。
胴体を固めることで腕立て伏せが効果的に行うことができるようになり、
胸の筋肉に負荷がくるようになります。
これが全身を連動させて腕の力を出すということになります。
この2つのことを意識することで今まで行っていた腕立て伏せよりもより内容が濃くなります。
みなさんもこの2つのことを意識しながら腕立て伏せをしてみましょう。