脂肪を落とすには有酸素運動
初めてダイエットに挑戦する方の中には、早く効果を出そうと焦って、
無理をして突然激しい運動を始める人もいると思います。
ですが、激しい運動をしてもダイエットの効果が見込めない事もあります。
カロリーばかり消費してしまい、脂肪が燃焼しない可能性があるからです。
脂肪を燃焼させるためには少なくとも20分以上、
できれば40分から50分の間運動を続ける必要があると言われています。
ジョギングのつもりでも激しく息切れしてしまうといわゆる「無酸素運動」となってしまうので、
運動不足の方は焦らずウォーキングから始めるのが良いかもしれません。
筋肉を付けて脂肪が付きづらい肉体に
苦労して有酸素運動で脂肪を落としても、
リバウンドしてしまっては意味がありません。
重要なのは「基礎代謝」を向上させることです。
筋トレで筋肉を肥大させれば基礎代謝が向上し、
太りにくく痩せやすい肉体が手に入ります。
適度な負荷で筋肉を太く
運動経験が豊富ではない大抵の人が「筋トレ」と聞いて連想する種目は、
「腕立て伏せ」「上体起こし(腹筋運動)」「スクワット」あたりでしょうか。
もちろん、これらの種目は正しいやり方で適度な負荷を
与えれば十分効果的なトレーニングと言えます。
特に勘違いしやすいのはこの「負荷」です。
学生時代運動部に所属していた方は、腕立て伏せや上体起こしを
させられた経験がある人も多いと思います。
大抵の部活で腹筋を100回、腕立て伏せを100回、というように
比較的回数を多くこなすトレーニングをやらされていませんでしたか?
実はこういった回数が多いトレーニングは持久力の向上には
向いていますが、筋肉を太くするには負荷が足りないのです。
ですから、効率的に筋肉を太くし、基礎代謝を上げるには
何らかの形でトレーニングに負荷をかけてやる必要があります。
8~10回何とかできる程度の負荷で、3~5セット行うトレーニングが理想です。
セット合間には1~2分の休息を取り、無理をしないように心がけましょう。