体を鍛えようと思っても、なかなか決心がつかない。
どこから手を付ければいいかわからない。
そういう人に読んでいただきたい記事です。
漠然とハードトレーニングをイメージして、自分には到底できない。
何より、時間もお金もないと、始める前からあきらめていないでしょうか。
たしかにボディービルダーの方々のような体格を目指すのであれば理想は高いほうがいいでしょうし、
イメージしているトレーニングも、ある程度は具体的かつ正しいものかもしれません。
ですが、まだトレーニングを始めていないあなた。
とくに運動の習慣のないあなた。
安心してください。
つらいトレーニングイメージ。それは遠い将来の話です。
トレーニングを始めようとしているあなたに今、必要なものは、基本の基本です。
無理をしないことです。
無理をして、体を壊してしまっては、トレーニングどころではありません。
まず、自分に合ったトレーニングを知ることから始めてはいかがでしょうか。
そこで、思い出してください。あなたが学生時代、
運動系のクラブ活動に参加していなくても、体育の授業には出ていたでしょう。
持久走が苦手、鉄棒が嫌いと様々でしょうが、
初めの初め、準備運動は誰でもできていたはずです。
準備運動から始めましょう。
普段デスクワークばかりで運動の習慣がないあなた。
いきなりトレーニングなど、危険です。
学生時代を思い出して、いきなり久々のハードトレーニングを実施しようという
元・スポーツマンのあなたも、それは危険です。
筋肉は使わないと弱っていくものです。
ですので、体に体を動かすことを思い出させることから始めてください。
ラジオ体操や準備運動、何でも構いません。
少し説明をしますと、筋肉の筋をゆっくりと伸ばし、血を巡らせることです。
ネットの時代、ストレッチと検索すれば様々な方法が出てくるでしょうが、
できれば動画付きのものをご覧になってください。
ただ、重ねて言いますが、無理はいけません。
基本のストレッチであろうが、普段運動の習慣のない人が
いきなりインストラクターの方のように体を動かすと、筋違いなど、体を痛めてしまいます。
ですので、元気よく筋を伸ばしているようでも、
ゆっくりと自分の体に聞きながら動かしてください。
「モモあげ」「足上げ」で検索すれば
ウォーキングできない環境でもできる有酸素運動の方法が見つかります。
ですが、体を動かす習慣のない方は、
体をほぐすストレッチから始めることを強くお勧めいたします。
ゆっくりと、ご自分のペースで体を動かしはじめ、体を動かすことが習慣となれば、
そこからダンベルエクササイズや筋肉トレーニングの入口へと向かってください。
何度も言いますが、無理をして体を壊すより、
ご自分のペースで筋肉を伸ばし、温め、トレーニングに備えるところから始めてください。
たかが準備体操、たかがストレッチでも10~20分ほどの軽い運動です。
続けるだけで、基礎体力が戻ってくるはずですから。