これは私が昔、ヨガを習い始めたころ、
教えてもらったトレーニングです。
その一つを紹介します。
1.呼吸法を取り入れたトレーニング
運動している人の中にも、呼吸法の重要性を理解していない人が多いです。
じつは、私も高校、大学を通して柔道をしていましたが、
呼吸法など教えてもらったことはありませんでした。
それは先輩や先生方の間に、呼吸法など、柔道の練習をしていれば、
自然に身につくという考え方の人が多かったためです。
また、呼吸法をまったく無視していた人も少なくありません。
しかし、あるデータによりますと、剣道の有段者についてデータをとったところ、
大多数の人は打ち込むとき無意識に息を吐いていたそうです。
そのように自然に呼吸法を身につけていました。
実は私が習った方法も同じような方法です。
それは意識して、手を出すときなど、息を吐く、
手を引っ込めるときは息を吸うというものです。
このようなトレーニングですので、自然に緩やかな運動になります。
また、拳法を習っとき、自然に呼吸法を取り入れました。
すると、まず、息を吸い込んで、それをためた状態で技をかけるのです。
すると、面白いように技がきまりました。
言い忘れましたが、技をかけ終わってから、息を吐きます。
ジムに通っていたころも、呼吸法を使いました。
すると、バーベルを上げるときなど、息をためていると、
なぜか軽く上がるのです。
2.呼吸法を理解できない人のために
以上、読まれても呼吸法とは具体的にどのようなものか
理解しにくい方もおられるでしょう。
そのような人は水泳をしてください。
クロールでも平泳ぎでもなんでも結構です。
ただし、必ず、水の中に顔をつける動作が入る泳ぎ方をしてください。
すると、自然に呼吸法が理解でいます。
また、呼吸法を使ったトレーニングの効果も実感できます。
というのは、水泳は、息を吸い込む、息を止める、息を吐き出す。
それの繰り返しです。その呼吸に動作がついているのです。
3.呼吸法だけなら、隙間時間でトレーニングができる
また呼吸法だけなら、隙間時間でトレーニングができます。
例えば、サラリーマンなど、日常生活で、
なかなか運動する時間を取ることができません。
そのような人は、駅で電車を待っているとき、
8秒間かけて息を吸う、そして16秒間とめる。
その後、8秒間かけて息を吐くという呼吸法なら
一日に数回繰り返すことができます。
これだけで、十分腹筋を鍛えることができます。
また、肺、横隔膜などの呼吸筋を鍛えることができます。
朝、駅で電車を待つ時間に呼吸法を7回できるのです。
また、夕方、帰宅途中、電車を待つ時間に7回ほどできます。
これだけでも十分です。たったこれだけで、お腹が引き締まってきます。
休日など、ウオーキングすると、足が軽くなるのに気づかれると思います。