必ず成功する糖質制限ダイエット、でも落とし穴には要注意!リバウンド、薄毛ハゲなどのリスク

ダイエット

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昔から多く行われている糖質制限ダイエット

単純に糖質になるものを控えれば必ずダイエットには成功します。

しかし正しい糖質制限ダイエットの方法を知らず、

ただ糖質を避ける食生活をしている人が多く見られます。

正しかろうが間違っていようが糖質を制限すれば当然体重は減りますが、

間違った方法をとった人は必ずリバウンドや弊害が付いて回ります。

糖質制限ダイエットの間違った方法とは?

では糖質と上手く向き合って綺麗に痩せるためにはどうすれば良いのでしょうか。

まず糖質とは単純に「砂糖」が挙げられます。

砂糖がたくさん入ったジュースやコーヒーなどは砂糖の量を目にせず飲めてしまうので

罪悪感無しに簡単に摂取してしまいがち。

まず日ごろ飲む飲料は水かお茶に切り替えるようにしましょう。

当然のことお酒はダイエットの敵ですから控えるように心がけます。

そして体内で水分と結合することによって糖質に変化する「炭水化物」があります。

米・パン・麺類などは糖質となる物ですから控えめに摂取するようにします。

糖質がどんな物から摂取しているのかはお分かりいただけたと思いますが、

ではこれらをすべて抜いてしまえば成功するダイエットに繋がるかと言うと

答えは「NO」です。

糖質制限ダイエットは長期的に取り組む

糖質は一つの栄養素、特に脳や筋肉の働きを助ける要素ですから、

まったく食べなくなってしまうと脳が「栄養不足」と認識して

さらに食べるように指令を出してしまいます。

また糖質が不足することにより、思考回路が鈍り集中出来ない状態が続いてしまいます。

糖質はすべてを制限してしまうのではなく、

「控えめ」に摂取するのが正しい糖質制限ダイエット法です。

そして短期間で行うものではなく長期戦でゆっくりと成果を出す方法ですので、

焦らず数か月単位の長い目で見ながら行います。

糖質を極限までカットし短期間で大幅に体重を落とすような急激なやり方をする方も多いですが、

急激に減らすと脳が栄養不足と認識してしまいダイエットを終了すると

すぐにリバウンドを始めようとします。

また急激に糖質をカットしてしまうと薄毛が進行する事例が

男女ともに多々報告されています。

低炭水化物ダイエットのリスク

低炭水化物ダイエットが今やテレビのCMで有名なマンツーマンダイエット講座で

すっかり有名になり、大いにはやっています。

効果こそは抜群ですが、極端に摂取量を減らすと大きな落とし穴に陥ります。

そこで低炭水化物ダイエットの落とし穴や弊害における4つの要素について述べていきます。

1.筋肉量が落ちる

炭水化物を減らすとどうしても摂取カロリーが減ってしまうので、カロリー不足となって

体の中のタンパク質をエネルギー源として使用されます。

そうなると代謝や体脂肪燃焼に大きな役割を果たす

筋肉量が減ってしまい、代謝が悪くなって

ますます太りやすくなり、リバウンドしやすくなります。

2.活動力が低下する

炭水化物は太るという悪いイメージばかりではありません。

食べるとすぐにエネルギーになり、仕事や勉強をスムーズに行うことができます。

このことから炭水化物が不足すると脳に栄養がいきわたらなくなり、

思考能力が著しく低下して仕事や学校の勉強にも差し支えます。

そして仕事においてもミスが多くなって信頼感がなくなってしまい、

学生ならば学校の成績にも影響します。

集中力がなくなっていらいらすることも多くなり、

無気力になって何もする気にならないと事態に陥ります。

3.ケトン臭の発生

炭水化物を極端に減らすと、エネルギーを発生するためには体脂肪を使います。

その時、果物や野菜が腐ったにおいのようなケトン臭が発生し、

体臭、口臭などで周りの人たちにも不快な影響を与えます。

また、体が酸性に傾いて頭痛や吐き気をひきおこし、最悪の場合は昏睡状態にまで陥ります。

4.栄養が偏る結果、体にいろいろな弊害をひきおこす

炭水化物を減らした分、タンパク質や脂肪でカロリーを補おうとするので

肉や魚、油っこい料理などを多く摂取しがちになります。

長い期間そのような食生活を続けると動脈硬化、心筋梗塞などの

病気をひきおこすリスクが高まります。

また、タンパク質の過剰摂取によって腎機能も低下します。

以上、低炭水化物ダイエットの落とし穴や危険性の4つの面について述べてきました。

確かに短期間で効果は出るのは魅力的に感じますが、

このような様々なリスクが大きいことをしっかり認識しておくことも大切です。

そして炭水化物も5大栄養素のひとつで、体にとって必要な

栄養素であることを忘れないようにしたいものです。

こういった落とし穴に気を付け、ゆっくりと体調を見ながら長期戦で続けていきましょう。

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