筋トレにおいて効果を発揮するには正しい知識が必要

筋力トレーニング

筋肉量を増やすには筋トレが必要ですが、筋トレをたくさんこなせばこなすほど効果があると思って、

毎日行う人もいるかもしれません。

しかしこのように間違ったやり方で行うとかえって逆効果となり、筋肉はやせ細っていきます。

ここで筋トレにおける正しい知識をトレーニング面と栄養面について述べていきます。

筋トレ知識1.トレーニング面

まず、筋トレは適度な休息をとることによって効果を発揮します。

筋トレを行うと筋肉は破壊されます。

そこで48時間ほど休息を与えることによって筋肉は以前より大きくなります。

この原理を超回復といいます。

このように筋肉は破壊と合成を繰り返しながら大きくなっていきます。

しかしあまりにも休息を取り過ぎて筋肉を休めすぎると、

筋肉は衰えていきますので、トレーニングと休息のバランスも大切です。

ここで落とし穴となるのは、超回復という原理を知らずにやみくもにトレーニングを行い続けることです。

筋肉が回復する前に次のトレーニングを行うことによって、筋肉はどんどん破壊されていき、

せっかく頑張ってトレーニングを行っても期待通りの成果が出ないどころか、

筋肉はどんどんやせ細ってかえって逆効果となってしまいます。

このことから筋トレにおいて、超回復という原理を知ることがいかに重要かを物語っています。

ただ例外としては腹筋、背筋においては毎日行っても構いません。

筋トレ知識2.栄養面

せっかく頑張って筋トレを行っても肝心の栄養が足りていなければ、

筋肉をつくる材料がないので筋肉は大きくなりません。

とにかく3度の食事をきちんとバランスよく食べることです。

とくに筋肉の栄養源であるたんぱく質を多く摂取する必要があります。

とくにささみ、まぐろといって高たんぱく低カロリーの食品はおすすめです。

そしてさらに効率的に筋肉を大きくするには、トレーニング後の30分以内の

ゴールデンタイムにプロテインを飲むことをおすすめします。

このタイミングでプロテインを飲むと筋肉は大きくなりやすいです。

プロテインの利用をおすすめする他の理由は、筋トレを行っている人は

体重1kg当たりにおいて2gのたんぱく質が必要です。

例えば体重60kgの人ならば120gのタンパク質が必要です。

それだけの量を食事で賄うには無理が伴います。

そこでその不足分を補うためにもプロティンを是非活用したいものです。

ただプロテインばかりに頼るのではなく、普段のバランスのとれた食事を重視することの方が大切です。

ここで是非守ってほしいの注意点としては、筋トレを行う前には決して空腹状態で行わず、

必ず食事をしてエネルギーを補給することです。

空腹状態で行うと効率が落ちるだけでなく、たんぱく質をエネルギー源として利用されるので、筋肉が分解されます。

以上、筋トレにおいて効果を発揮するためには超回復という原理を利用すること、

たんぱく質を中心とした栄養補給を怠らないことの大切さについて述べてきました。

筋トレは素人療法で間違った知識のまま行い続けると大きな落とし穴に陥るので、

正しい知識を取り入れることは本当に大切であり、それにはスポーツクラブに入会して

専門家の指導を受けることをおすすめします。